八村塁はドラフト一巡目でも期待外れ?2020ー2021シーズン前半戦の感想

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こんにちは!カワちゃんです!

日本人待望のNBA選手八村塁選手。彼が世界最高峰の舞台NBAに挑戦して1シーズンと半分が過ぎました。

ルーキーシーズンの去年はコロナ禍で苦しむ私たちに夢と希望を与えてくれましたね。

今シーズンはさらにチームの主力として期待されるシーズンとなったのですが、期待された働きはまだまだできていないのかなと言う印象です。

そこで今回はなかなか仕事などで試合を終えていない方のために

  • 八村塁シーズン前半はどんな出来だったのか?
  • よかったところは?
  • 改善すべき点は?

これらについて私個人の主観で解説していきたいと思います。

先に結論を言うとディフェンスは五段階評価で3.5、オフェンスは五段階評価で2くらいかなと私的には八村塁選手のポテンシャルを考えれば物足りなかったかなと思います。

なぜ厳し目の評価をつけたのかを解説していきます。

以下から敬意を込めて八村と呼びます。

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今シーズンの八村の役割

八村はの所属するワシントンウィザーズは絶対的エースのブラッドリービールとミスタートリプルダブルの異名を持つラッセルウエストブルックの二枚看板がオフェンスの中心となっています。

基本的には、ビールやウエストブルックが仕掛けた時に周りの選手が合わせるオフェンスが主流で八村は第三のオプションとしての役割を期待されています。ドラフトの順位からも自ら仕掛けて得点をとってほしいとチームも思っており昨年よりも八村にボールが供給されるようになりました。

ディフェンスでは、1番から4番ポジションを守れる万能さが求められています。

ウィザーズは、1番から4番で試合に出ている選手には「オールスイッチ」で5番のみスイッチをしないディフェンスを主に使うので八村はこのスイッチディフェンスの要であるといえます。

あるときはカリー、あるときはデュラント、あるときはレブロンまで抑えることが期待されておりチームの彼に対するディフェンスの期待はオフェンスよりも高いと思います。

オフェンスではサードオプションを期待されてると言いましたがどちらかというと、ヘッドコーチやチームメイトからの発言でディフェンス寄りの活躍を期待されていると思います。

オフェンスは得点力に物足りなさが。

チームの役割の部分にも書きましたが、八村塁のワシントンウィザーズでのオフェンスの役割はビール、ウエストブルックに次ぐサードオプションです。

ビールのようにボールを受けたらまず1on1を仕掛け点数を取りに行くような役割ではありませんが、チームとしてもドラフト一巡目でとった八村が点数を取れないのは苦しいはずです。

ではスタメンで出ている八村塁が点数を取れていないのはなぜでしょうか?

1つ目は試合と通して消極的な姿勢によるシュートアテンプトが少ないことが挙げられると思います。

これは八村自身の意識の問題でもあります。残り数秒しかない場面でボールを持っていて目の前がワイドオープンなのにパスを選択したり、リングへのアタックを途中でやめてパスアウトを選択したりと消極的な場面があります。

出場時間の割には1試合のシュートの試投数が一桁台で終わることがしばしばあり、当然シュートを打たなければ点数を取れないので得点が伸びていかない。これが1つ目です。

2つ目はチームの戦術にも影響を受けていることが考えられます。ウィザーズのオフェンスはビールが仕掛けビールで終わるかウエストブルックが仕掛けウエストブルックで終わるかの極端に分けて2パターンが多いです。

八村はこの両者が仕掛けているときはコーナーで待機してフリーになればスリーポイントのパターンがよく見られます。

コーナーにいる間はビールやウエストブルックのスクリーンにもいかないのでピックアンドロールの機会もないですし、オフェンスリバウンドにも参加していないので役割が限られています。

ディフェンスでは持っている能力を発揮しつつある。

シーズン序盤戦はガードまで守れると言われながらも軽く抜かれたり不用意なファールを与えてしまう場面も多かったですが、5連勝を記録した時などは世界のスーパースターレブロンをきっちりマークしたり、リラードのスリーを封じ込めたりなど一番から四番まで守れる万能さが出つつありました。

ディフェンダーとしての才能はまだまだ荒削りではありますが、覚醒しつつあるのかなと感じます。

現代NBAではディフェンスがかなり重要で八村のような万能ディフェンダーは重宝されることから後は毎試合の継続が彼には求められます。

オールスター明けの後半戦にむけて改善点は?

では八村の後半戦に向けての改善点は何か?これはもう言わずもがなオフェンスで活躍しチームの貢献することです。

ディフェンスはいいときのパフォーマンスを維持することが必要です。レナードやレブロンをある程度抑えるディフェンス、これさえできればオフェンスが調子が悪くても試合で使ってもらえるでしょう。

強いて言うならスイッチ時の判断が少しだけ遅い時があるので改善が必要です。

オフェンス面ではチームの戦略が変わらずボールを持つ機会が増えないのであれば、ボールを持った少ないチャンスは全てシュートを打つくらいの気持ちでいいと思います。

ファーストブレイク(速攻)の時はウエストブルックの強烈なボールプッシュについていき得点を取れる場面はかなりあるので、ハーフコートオフェンスで絡めるようになりたいですね。

少ないチャンスで仕掛ける時はあるのですがドリブルが自信がないのか右ドライブをして止められたら反転しパスアウトやすぐにドリブルをやめてタフなジャンプショットが多い印象です。

八村のドライブは鋭く一歩目が爆発的なものではないのでレブロンにも押し負けないフィジカルを生かして、ポストプレーのオフェンスをしてもいいと思います。

自分の苦手なことではなく得意なことを伸ばしていく、これはNBAで生き残るためには必須です。弱点はオフシーズンに改善するものなので八村には強みの部分をもっと出してほしいですね。

スコットブルックス(ヘッドコーチ)もっと八村をオフェンスシステムに組み込んでくれ〜!笑

まとめ:オフェンスを改善すれば間違いなく八村塁の後半は期待できる!

いかがだったでしょうか!

八村塁の前半戦をまとめると

  • オフェンスは改善が必要だが随所にいいところは出ていた。
  • ディフェンスはエース級プレイヤーとマッチアップし評価上昇。後半戦も重要な選手の守備を任されそう。

八村の2020ー2021シーズンの前半は期待外れなんかではなく貢献したと言えるでしょう。

貢献部分についてはディフェンスの比重が大きいですが、NBAの舞台で結果を出し続けるのはすごいですよね。

現在の平均得点は12.5点なので16-17点平均くらいまで上げられれば評価をぐんと伸ばし万人に「活躍してんな〜」と言われるようになるでしょう。

日本に夢を与え続けている八村塁。彼のシーズン後半の大爆発を期待して待ちましょう!

それでは今回はこの辺で!

See you soon✨

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