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人と話している時つい「え?でも」「んーでもさ?」こんなふうに否定から入っていませんか?
もしくは周りの人に一言目は「でもさ」という人はいないでしょうか。
今回の記事はつい否定語を話してしまう人向けの記事になっています。
「そんな細かいこと誰も気にしてなくね?」
こんな風に思っている人は要注意です。
はっきり言ってしまうと否定語ばかり使う人は嫌われます。嫌われるまではいかなくても積極的に話したいと思ってはくれなくなるでしょう。
ではなぜ否定語ばかり使う人が嫌われるのか?解説していきます。
理由1:自分を否定されている気がする
「でも」と言う言葉は自分の意見を切り出す時に使う言葉の一つです。
なのである事柄ついて自分の意見を話したいと思う気持ちが強い人は「でも」を多用し、自分の意見ばかりが会話の中心となってしまうのです。
会話というのは言葉のキャッチボールです。「言葉を投げられたらしっかりと受け取って同じ強さで返す」場面によって違いますが基本はこれです。
自分の話ばかりする(「でも」を多用する人)はこのキャッチボールがピッチングになっていることが多くなっています。
言葉をただ投げるだけで相手に返球させない。会話の相手ボールのマトになっている気分です。
ただただ言葉の的になっている人は
- 俺の話なんて興味ないんだ
- 話題を返してもまたでもって言われるんだろうな
こんな風に自分が否定されている気分になります。自分を否定してくるような人とは会話をしたいとは思わないですよね。
もちろん話を聞くことが好きな人もいますが、それは相手の人があなたを(話を受け止めてくれていることで)肯定してくれているから成り立っていることを知っておきましょう。
相手の優しさを無下にして自分の話ばかりを押し通さないように気をつけましょうね。
理由2:シンプルに話が進まない
人と会話をするのは何故でしょうか?
- 趣味のことを話したい
- 人間関係のことを相談したい
- 業務のことを聞きたい
その他多くの理由がありますが、これら全てに当てはまるのが相手に何かを伝えたいからです。
趣味の会話であれば「今ハマっていることを相手に伝えたい」
業務なら「ここがわからないから教えて」
人間関係であれば「あの人のああいうことで悩んでいるんだ、どうすればいいかな」
と言ったことを伝えたいから会話をするわけです。
嫌いな人と会話しない時のことを思い出してみてください。嫌いで何も伝えたいことがないと会話をしようと思わないですよね。
人は伝えたいことがあるから会話をするのです。なのに、自分が話すとなんでも「でもさそれってさ」「でもさ俺はこう思うんだよね。」こう言われてしまうと話が進まず本当に伝えたいことが伝えられません。
会話の主導権を取られてしまうので伝えたいことを伝えられず不完全燃焼になってしまいます。
1度や2度なら我慢できる人も多いと思いますが会うたびに否定ばかりされ会話が進まないと「もういいやこの人はどうせ話聞いてくれないし相談しても無駄だな」と思われ嫌われてしまうのです。
理由3:ストレスが溜まる
意見を言うのと否定するのは全く違います。
意見は相手が話したことを一回理解してその上で自分はこう思うんだと話すことです。
例:「〇〇さんのことで悩んでてさ。すごい私に厳しんだよね。」
「確かにあそこまで強い言い方をする必要はないと思う。でもあなたに期待してるから厳しくするんだと思うよ。一回〇〇さんとしっかり話してみたら?」
このように最初から否定語から入るのではなく、「確かにあそこまで強い言い方をする必要はないと思う」と理解を示してから「でも」と自分の意見を言った方が良いです。
すると相手もこの人は私のことをしっかり考えてくれているんだと思い関係も良くなるでしょう。
一方で、初めから否定語から入ると
例:「〇〇さんのことで悩んでてさ。すごい私に厳しんだよね。」
「そう?でもさ、あなたも仕事遅いときあるしできないこと多いじゃん?だったら〇〇さんも厳しくするのは当然じゃない?」
どうでしょうか。最初から最後まで否定語ばかりですね。相談の場合は、悩みを相手に聞いて欲しいのと同時に共感して欲しいと無意識に思っています。
それなのに共感するどころかバッサリ否定で切り捨てられたら、何だ?こいつと思われてしまいますよね。
何を話しても否定語で返されるとストレスが溜めさせてしまうので気をつけましょう。
相手の会話に理解(共感)を示すことも人間関係では大切です。
対策:つい【でも】と言ってしまうあなたへ
悪気はないのに口癖で「でも」と否定語を使ってしまうあなたへ簡単な対処法を教えます。
自分の意見を言う前に「なるほどね」「確かに」と言った理解を示す言葉をいれ相手にちゃんとあなたの話していることは理解しているよ、わかっているよとアピールをしましょう。
これを入れることで相手もこの人は話を聞いてくれるんだと思ってくれます。
その後に「でももし自分ならこうするよ、こう思うな」と言えば「そうなんだ!それもありだね!」と相手も理解してくれて説得力がつきます。
「でも」の前に相手に理解を示す言葉を入れる、会話をするときは必ず意識しましょう。
まとめ:相手のことを思いやり楽しく会話をしよう!
いかがでしたか?本来人との会話は楽しいものです。おしゃべりが好きな人はつい自分の話をしてしまいますよね。
私も人と話すのが好きでつい自分の話をしすぎてしまいます。
気の合う友人との会話、大切な家族との何気ない会話、一緒に働いている職場の同僚との会話など人生を豊かに過ごそうと思ったらこれらは不可欠です。
自分の大切な人に嫌われないために相手のことを否定しないようにしましょうね。
それでは今回はこの辺で!
See you soon✨
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